| 秋田県吹奏楽連盟創立五十周年を迎えて | ||
秋田県吹奏楽連盟 |
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会 長 高 野 豊 昭 |
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秋田県吹奏楽連盟創立五十周年を迎え、ここに記念誌を発刊することができますことは本県吹奏楽界にとって |
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| 大変意義深いことであり、大いに喜びとするものであります。 |
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| 昭和三十二年に発足いたしました本県吹奏楽連盟の五十年の歩みを振り返りますと、その道のりは決して平坦 | ||
| なものではなかったと思います。流動と変遷そして苦難と忍耐の歴史の中にあって、常に課題と向き合い前向き | ||
| に対応した多くの大先輩はじめ関係の皆様に心より敬意を表するものであります。併せて、関係諸機関・諸団体 | ||
| に賜りました深いご理解と多大なご支援に衷心から御礼と感謝を申し上げます。 |
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| 本連盟は、節目に当たる本年を未来に向けての大いなる飛躍の年の契機にいたしたく、様々なイベントを企画し | ||
| ました。全国的に活躍している先生方の指揮のもと、県北・県央・県南の三方所において地域のプレーヤーによ | ||
| るコンサートを開催し地域音楽の充実発展を目指し、さらに記念式典においては、斯道発展のため献身的にご | ||
| 尽力いただきました皆様に感謝状を贈呈させていただきながら、五十年の歴史を語り次代への飛躍を誓い合い | ||
| ました。これら関連事業は多大な成果を得て滞りなく終了することができました。 |
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| さて、本連盟の様々な活動は、ご承知のとおり各種のコンクールにおいては全国最高の水準を保ち、日ごろの | ||
| 吹奏楽活動内容も多彩で、特に各地区でのコンサートや多くの研修行事など質・量共に優れ着実に成果を上げ | ||
| ております。しかし、様々な課題が山積していることも事実であります。時代の流れとともに社会現象の変容も激 | ||
| しさを増し、少子化における生徒減、様々な関係予算の逼迫、また社会状況の変化や価値観の多様化など、取 | ||
| り巻く環境は決して楽観できるものではありません。本連盟においても、これら様々な課題を真撃に受け止め、 | ||
| 教育的視点を大切にしながら、新時代への対応が可能となるように成果と課題を整理し弛まぬ精進をしたいと決 | ||
| 意を新たにしております。 |
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| 皆様におかれましては、これまで同様わが秋田の吹奏楽、ひいては地域音楽発展のために一層のご指導・ご鞭 | ||
| 撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 |
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| むすびになりますが、五十周年記念誌発刊に当たりまして、快くご寄稿いただきました皆様、併せて編集・発刊 | ||
| のためにご尽力されました関係の皆さまに深甚なる謝意を表し挨拶といたします。 | ||
 式典・祝賀会の様子 |
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 秋田魁新報にて掲載された記事 |
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